かれこれ半年振りの更新になりますね。。。。
この更新を、期待を込めて迎えてくださる方、かたやまた苛立ちをもってさえでも迎えてくださる方、両者共々に感謝と陳謝の意を持って、まずは不義理のご挨拶と代えさせて頂きます。本当に申し訳ありませんでした。
実は何度も何度も更新するチャンスはあったのですが、なんてことない僕のような人間の与太話をつらつら書いても誰が喜んでくれるのであろうか、また、自分の本分は何なのか、技術的なミュージカルスキルアップはどうするのか?などと色々マーブル状の思考スパイラルに陥ってしまいまして、つまり有り体に言えば「ハマって」いたのであります・・・。
じゃぁこの半年間、ずっとハマりっぱなしで、何もしていなかったかというとそうではありませんでした。
一部でソースが出ておりましたが、ベストアルバムの作成に勤しんでおりました。本来1月発売が半年延期して、7月ごろ皆様にご披露できる体制を漸次調整中です。
ここで更にお詫び申し上げなければいけないのは、その遅延した半年は、すべて僕の「わがまま」によって生じた、ということです。
石川は「萬Zの大きな節目を刻むべく、ベストアルバムを出したい。新曲以外はリマスタリング(最終的な音質と音圧の調整作業です)対応で行けば、1月に出せる」と言っておりました。
僕がこの決定に非常に違和感を覚えました。
「寄せ集め音源と+α、みたいなビジネスマターの音源を作るのは非常に辛い。リアランドをそういう会社にしたくない。オレが「自分で買いたい」と思うようなものをちゃんと作りたいんだ!」
と石川に僕が大ワガママを言ったのです。
プロはそれを限られた時間内にするものですが、この横暴はビジネスマンとして万死に値します。
10年ほど前僕も一瞬メジャーデビューした経緯で痛いほど分かりますが、こんなことしたら、普通のメジャーメーカーならとっくにクビです。石川には感謝してもし切れません。本当に。
そんな半年間、モニタスピーカーの設置から始まり低域の調整、旧来音源の「鳴り」を確認して定位(各楽器の音源の位置関係)を確認、その上でミキシングし直し、出来た音源を石川のカーステで聞いてみて修正し、うちの糞コンポで聞いては修正し、後輩の水野大輔君に聞いてもらっては修正し、ついには生楽器が必要だと認識した場合には弾きなおし、歌も録り直すべきと思ったものは全て録り直しました。
先般、ようやくそのリミキシングが無事終了しマスタリングも従来どおり、JVCマスタリングセンターの原田光晴氏の神の手によってどえらい音源が出来上がりました。
そして今日、ようやく上記ベストアルバム発売の情報公開解除の通達が来たので、本日の日記に至る事となりました。
今回のこのアルバム、キングレコードさんのスターチャイルドレーベルというところから出させてもらえることとなりました。メジャーメーカーが手を挙げてくれたことに大変感謝と責任を感じます。
しかしながら、その感謝と責任を音源たちに、あらん限り込められたと、憚りながら自負しております。
とにかく、今日の日まで、僕の動向に期待や注目、指摘・批判をしてくれたすべての人に感謝と陳謝の意を改めてここで申し述べさせていただきたいと思います。
本当にありがとうございます。
これから巻き返します。
次回、そのトラック概要と変更箇所、使用機材などをご紹介させていただく予定です。
今回は、記事の性質上若干堅い書き方になってしまいましたが、他意はありませんので、念のためお留め置き下さい。
敬具
manzo
ベストアルバム発売正式決定おめでとうございます。
しかもスターチャイルドというメジャーレーベルから出るということで、一ファンとして非常に嬉しいです。
ブログの更新ですが、やはり半年間音沙汰がないのは気がかりでした。たとえ与太話でも萬Zさんの近況がわかるのは安心できます。
これを書いてて、夕街のすたるじぃの歌詞の
なんだかんだで心配ばかりかけてごめんね
お詫びといっちゃなんだけど僕から電話して
「元気だよ、母さん」
という一節をふっと思い出しました。私はお母さんでもなんでもないですが(笑)、ファンのみんなはきっと萬Zさんの便りを心待ちにしてると思います!では、これからの作曲活動にますます勤しまれることを願いつつ失礼します。ベストは発売日に買います。
さっそくコメント書くぞ〜!
と思ったら、書こうと思っていたことがすでに全部書いてある。^^;
Ryusenさん、ナイスです。
ワガママもmanzoさんの職人魂がなせる業、
そんなところが大好きです
アルバム買います。楽しみにしています。
またベストアルバム発売おめでとうございます。
思い起こせば萬Zさんや石川さんに無理を言い有明の地で強行ライブを都合3回もやっていただいたのを昨日のことのように感じます。当時の映像を久々に再生し、盛り上がりのすごさにいまさらながら驚いています。チャンスがあればまた是非お願いしたいです。