2011年03月04日

「魔・カ・セ・テ Tonight」が出来るまで(2)

魔・カ・セ・テ Tonight [Single, Maxi] / 野水いおり (演奏); manzo, 中野愛子, 知野芳彦 (その他) (CD - 2011)



今回はフライングドッグさんから好評発売中の「魔・カ・セ・テTonight」の楽曲誕生秘話、その(2)であります。


「ほら あなたのすぐ後ろ」


この一行で、ホラーを連想できる!
って思ったんだよね。

つまり、志村けんさんに大感謝なのよ(笑)



方向性が決まってから、詩の中の主人公の性格を考えた。
今回はアーティスト「野水いおり」さんが歌う楽曲の詩。
彼女が扮するツンデレな性格のキャラクター「ハルナ」に必要以上に寄せて作るべきでない。
それはつまり「キャラクターソング」という種の楽曲で、志向が最初から違うのだ。



野水さんと何度かお話させていただく。


僕の印象は、おきゃんな子だった。
おきゃんで、芯の強い子。


なるほど。
さすが道産子(笑)
根性が座ってる。


このアニメのキャラ「ハルナ」と、野水さんご本人と
面白いほどのシンクロニシティが存在したのだ。
その「ハルナ」というキャラクターもまた、おきゃんで、芯の強い子なのだ。


もう一度コミックを読み返す。
八重歯が可愛いなぁ。


「牙をむく」


だもんだから絶対に入れようと思った単語。彼女の犬歯は、かなり鋭利で、童顔で愛らしい風貌に不穏に光っていた。
「無邪気な牙」これはつまりハルナというキャラクターを標榜させたつもりなのですよ。いやひいては、野水さんにも内在しているであろう「牙」をも。


「スキを逃さないで」


人を好きになる気持ちっていうものほど、形が無いくせに確かなものはない無形文化財。
そしてメンドクサイことに、どこからが「気になる」でどこからが「好き」かという境界線が曖昧だったりする。その「隙」に刺した表情やキーワードが、すんごい勢いの電力を内包していたりする。


「何が欲しい?」「どうされたい?」


昨今の「肉食系女子」の、意中の男性への情念・執念・懊悩。
これこそが2011年の「キューティーハニー」になりはしないか。
そして野水さんの、あの小動物みたいな可愛い容姿で、そういうちょっと
チクっとするようなセクシーな歌詞って、面白いかな、って思った。


「小さな星の 小さな秘め事」


二人が一つに結ばれるときって、そこに宇宙がある。
たとえその二人がどんなブサイクだろうと、貧乏だろうと、もっと言えば、
「禁じられた関係」だろうと、互いの衝動は、その小さな部屋を、無限の宇宙に変えちゃう。

そこに到達するのに翼なんかいらない。
温もり。衝動。激情。吐息。

誰しもが、退屈な日常を、ひとときのコスモに変える魔術師なわけだ。
とりわけ、女の子はその扱い方が巧みでさ。



女性上位の本格的な時代の到来だよまさに。
ひねもす草を食む貧弱な「騎士」たちは、「夜の番人」と化した彼女たちに、こう耳元で唱えられ、動けなくなるのだよ。

「魔・カ・セ・テ Tonight Knight」



と。













次回は最終回、アレンジ編です!

posted by manzo at 13:59| ドバイ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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