(3)I LOVE N.Y.〜前編〜
前回までのあらすじ:去年僕が歌ったアニメ「天体戦士サンレッド」の主題歌「溝ノ口太陽族」が注目され、
その流れで今秋10月から放送される第2期「天体戦士サンレッド」の主題歌を依頼されるが、急遽その新曲を
ニューヨークでレコーディングしようではないかという電波少年的企画を提案され周章狼狽するも、迫る期日。
英語がほぼ話せない不甲斐ない中年邦人男性は果たしてアメリカーナと意志疎通できるのか。初海外レコーディングの顛末は如何に。今回は前編として1,2日目のアウトドア編をお届けします。
※今回は「です・ます」調ではなく「だ・ある」調の比率が高いですが、これはあくまで表現上の仕様です。
8月4日出発当日。
午前6時起床。先にカミさんが起きて何やらお勝手でゴソゴソしてる。
前日に振舞ってくれた豚の角煮を細かく混ぜ込んでオニギリにしてくれていた。
あぁ結婚してよかったあぁいい女房だ。
でも束の間だった。
聞けば、
manzoさんの最期の食卓になるかもしれないから、最期くらい俺の好きなものを
と思ってこしらえたらしい。
「よく味わって食べてくださいね。これが今生の別れかもしれませんから」
ブラックジョークと悪意というのは、紙一枚の隣りあわせなのだと知る。
成田空港に9時集合という早さ。友人津田氏に借りたスーツケースに荷物。まぁ少ねぇの。
「これはつまりお土産スペースね?」とカミさん。生憎そんな予算はないのである。
成田エキスプレス乗車。NEX(;´Д`)ハァハァ。とはいえ生まれついての飽き性。
やることもないのでずーっと携帯ゲームの麻雀をやる。
8時45分頃成田着。プロデューサー南氏、同行カメラマンの久保田氏と合流。
ふりさけ見ればナリタエアポート南ウイングはゴミような人人人人。
そうだった世の中サマバケーションなんだわ。
みんな金持ってんなぁ。こりゃどこの海外行っても日本人が狙われるのも仕方ない。
搭乗口近くで例の「豚の角煮おにぎり」を食む。何だこの終末感をかもし出すうまさは。
何を混入したのだ。人生とははかないものなのだねありがとう嫁。
遺産はスイス銀行に入ってる。アディオス。
1日目
8月4日11:00東京成田発
8月4日10:45N.Y.JFK着
機内がまぁ暇なんだよねこれが。様々な
ラジオで落語聞いたり。あ、そうそう。
そのラジオで掘り出し物を見つけたんだった。MALENE MORTENSENいう女性ソングライター。
声がいいんだわ。Holly Coleとは違うメロウさ。Into Your Heartって曲にやられる。
パットメセニーと上原ひろみがバックでやってるみたいな感じ。
酒もそこそこに飲んで、frogman show用楽曲の歌詞をブレストしたり。
定刻より30分ほど遅れて着きましたよニューヨーク!
到着当日はジェットラグ調整日としてゆるりと。
JFK空港からキタノホテルまでをざぁ〜っと時系列で写真をば。

空港直通のAir Train Newark

マンハッタン中心部。おりしもお昼休み。
程なくして、滞在する「キタノホテル」に到着。
いったん荷物を置いて、南氏久保田氏と共に翌日のNY撮影の下見にウロウロ歩き始めたMy Revolution.
キタノホテルの入り口
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ホテルのエレベーター。かなり年季が入ってる。でもカッコイイなぁ。銀座松屋かと思った。

ホテル出口から。中央の大きいビルが旧Panamビル(現在はMetLifeビルだって。かの国でも保険屋さんは強いんだねぇ('A`))ウルトラクイズ決勝戦はこのビルの屋上でよくやってたっけ。

ニューヨークは岩盤がしっかりしているため、ほぼ地震がないのだそうだ。おかげでこういったレンガの建築物が至る所で未だ現存してる。

ニューヨーク公共図書館。素晴らしいなぁ。

セントパトリック聖堂。建立100年以上かぁ。すげえ。
wiki-セントパトリック聖堂

中の様子。てか撮影可ということに驚く。日本だったら絶対NGなのに。

ロックフェラーセンター。新宿三井ビルの「55ひろば」かと思った。そっくりじゃん。てかそっちが模したんだよね。うんw

そしてタイムズスクエア。ここはね、新宿伊勢丹前そっくり!!!(笑)何という新宿!あまりの違和感のなさに親近感が沸きまくる。
夕刻くらいに、遅れて東京から野崎Pとサウンドバレイ伊藤氏と合流。
野崎PがNYRECの時はよく行く居酒屋でわいわいと会食。
俺の酒の飲み方があまりにハイペースなのを案じて、焼酎ロックの合間に
「はい次はmanzo水ね」
「もう一杯水いっとこうか」
「ハイハイ、ペース速いよ」
俺が矢吹丈で、野崎氏がだんだん丹下段平に思えてきた(笑)
おやっさん、俺天下取ってやるぜ!
しかし、異国の地で枝豆やラーメンやレモンサワーなんかを普通に口に入れるとは思わなかった(笑)
2日目
午前10時ロビー集合。
野崎氏伊藤氏は別件RECの為にスタジオへ。
なので南氏久保田氏と共に「旅姿三人衆在紐育」とあいなった。
実に蒸し暑い中の、manzo写真素材撮影決行。
エンパイアステートビル→グランドゼロ→自由の女神像→タイムズスクエア
という、
皇居→国会議事堂→歌舞伎座前→雷門
まるではとバスツアーのような黄金律的観光名所巡り(笑)
これもまた、写真を追ってコメントをばオバm。

エンパイアステートビル展望台にて。確か・・・87階だったけかなぁ。それにしても上るだけで20ドルは高いよ('A`)サンシャイン60だって620円だぞ!だから大体870円→10ドル前後でいいじゃんか!

全景。素晴らしいわ。高いとこ大好き!(←アフォダカラネ)しかし同行した南プロデューサーが高所恐怖症らしく、ちょっと大変そうだった。

鳩山氏、実は秘密裏に8月に渡米しておりました。見晴らしはいかがでしょうか?

このTシャツ、1日目のお土産やさんで購入。このロゴを見るたびに「I Love New York/Casiopea」が出てきてしまうアラフォー世代でござんす('A`)タイムズスクエアにて。
ここから地下鉄に乗りグランドゼロへ。


グランド・ゼロ。先ずは合掌。
R.I.P.
しかし、公然とした鎮魂する場所は見当たらない。それどころかご覧の通りのすさまじいスピードでの復興ぶり。アメリカの底力だね。
だけど、こんなにあっさりしてていいのかなぁ・・・。
繁栄、遺恨、復興、民族。。。。
何とも言えない複雑な気持ちになりました。
さて、ここから自由の女神像があるリバティ島までいけるフェリー乗り場まで徒歩で向かったのだが結構な距離があった。30分ほど歩く。
途中やや熱中症気味になり、休みつつ。
南氏「manzoさん、体動かさないとダメですよ。アニサマまであとそんなに日にち無いですからね。」マッタクダ('A`)

グランドゼロからフェリーターミナルへの徒歩中に遭遇したリス。今回行けなかったセントラル・パークにも多くいるこのリス。小学生の時にシマリスを飼っていたオイラとしては(;´Д`)ハァハァなものだった。しかし話によると、人体への病原菌感染とか深刻な問題もあるとか。

キャッスルクリントン国定公園内にあったオブジェ。「Eyes」と冠されているこのオブジェだが、旅姿三人衆全員一致で、「いやぁどう考えてもこれはオッパイだよねぇ」とwwwww
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
なので一応こういうことをしてみた。したら、通りかかった黒人女子とヒスパニック系女子が俺を見て笑ってた。そしてその後我々がこのオッパイオブジェを後にすると、ややあって俺のマネをして写真を撮り合っていた!(笑)(・∀・)イイコトダ。エロに国境なし。

リバティ島に向かうフェリー甲板にいる林家ペー’s。
ここって仕事で来てるんでしたよね?(笑)

南氏。僕の年下ですよ彼!何ですかこの貫禄は!(笑)

久保田氏。顔見えないけど(笑)不惑の世代とは思えないほどお若い。

見えて参りましたよ。

ま、基本やるでしょこのポーズは。
ということでブログの写真も更新しました。
かくしてイソイソと名所巡りをしていたらあっという間に17時近くに。Bowling Green Stationから一度ホテルに戻り、スタジオから戻った野崎氏伊藤氏と合流。コリアンタウンでみんなで夕食!

韓国では有名なhiteビール。これはかなり好みの味だった。
ライトテイストでね。

左中央「ガゴバ カラオケ・ボツクス」(笑)
「ツ」を小さくしようねっ!☆

肉がブ厚い!!テンション上がる!!(;´Д`)

冷麺だよおっかさん!麺が黒かった。あさっりしてて(゚д゚)ウマー

喫煙者たちの集い。
でも、何かの取引にしか見えないですよ皆さん(笑)
特に南氏。
テラマ○ィアwwwwwww

食後腹ごなしかたがたみんなでタイムズスクエアまで散歩。久保田氏「ここは夜のほうが映えるよね」。御意。そういうとこも新宿に似てる。

築地で南氏が購入してきてくれた衣装(と呼んでいいのかな?w)。着ている人は粋ではないどころか、寧ろ無粋です('A`)

グランドセントラルステーション。ラリーグラハム率いる名バンド「Graham Central Station」は勿論当駅名のパロディ。映画「アルマゲドン」では隕石によって破壊されるわけですが、製作者が破壊したくなるのも頷ける古典建築のボザール様式。見事ですわ。

プラットホーム。すごかったのがそのホームの数。100番線台まであった。多分100個ホームがあるわけではないだろうけど(てかいちいち確認出来ないっつーの('A`))、それにしても相当数あるはず。
で、ホームの臭いが、昔の丸の内線新宿駅の臭いと一緒だった。感動してしまった。
かくして
それがメインですからね(笑)
乞うご期待くださいませ!