![魔・カ・セ・テ Tonight [Single, Maxi] / 野水いおり (演奏); manzo, 中野愛子, 知野芳彦 (その他) (CD - 2011) 魔・カ・セ・テ Tonight [Single, Maxi] / 野水いおり (演奏); manzo, 中野愛子, 知野芳彦 (その他) (CD - 2011)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61GHxbmYPRL._SL160_.jpg)
今回はフライングドッグさんから好評発売中の「魔・カ・セ・テTonight」の楽曲誕生秘話なんぞやってみようかと。
9月初旬、当日記ではお馴染み、アルコール軍曹野崎プロデューサーからメール。
富士見書房『これはゾンビですか?』
原作読んでおいてください
のざき
氏のメールは大体いつもかように送られてきます。
基本句読点がない(^^)
で、そこから木村先生の原作を読み、さっち先生のコミックを読んだ。
うーんなんだろう、この読後感は。
闇鍋を食べた感じ?
(闇鍋たべたことないんけどさ)
ありとあらゆる情報が、一気に脳内に流入してきた感じ。
でも、どっかで味わったことのある風だった。
そうだよ。
筒井康隆氏の小説を初めて読んだときと同じ読後感だったのよ。
最初に読んだ氏の「乱調文学大辞典」の一節
【ドッキング】どっきんぐ (名)犬の交尾
やられたぁあああああ。って感じ。
曲は2日で出来た。
発注はね、
「キューティーハニー的な、小悪魔な感じ」
だった。
2011年仕様のセクシーソングかぁ。
そしてなんと有難いことに、直しなしの一発で曲のOKをもらった。
萬「で、詩はこれ誰が書かれるんですか?」
野「いや、君で考えてるんだけど。あ。やりたくないですか?」
萬「いえいえいえ!僕でいいんですか?」
野「君のウィットが欲しいんだよね」
あーありがたやありがたや。
普段からダジャレを主食に生きてきた我が人生を、ウィットと
詩は、第1稿作品は完全NGだったのよ、実は。
タイトルは「絆Sword」
今見返して、よかったぁこのダサいタイトルにしなくて、と胸を撫で下ろしてます。
Aメロだけご紹介。
「絆Sword」
俯きがちな日常たちが
退屈な未来を飼い馴らす
過去から Hide Away
今でも Slip Away
まぁこんな感じ。
エラクHardな内容だったのさ。
NGの理由も納得。
「これだと萬ちゃんに頼んだ意味ないんだよ。このサウンドにちょっとセクシーで面白い歌詞じゃないと」
なるほど。
よぉしわかった。
ゾンビだろ〜、
バイオハザード・・・
ホラーとギャグかぁ・・・
何かドリフみたいだなぁ。
志村ぁ〜〜〜、後ろ〜〜〜 ってか。
そうか!
「志村ぁ〜〜〜後ろ〜〜〜〜」にしよう!
ここから、僕の作詞が始まった。
(2)へ続く!